「地球を守ろう」
国際舞台からドイツの銀幕へ：カティヤ・ルーアスの神秘的な旅
ドイツ生まれのカティヤ・ルーアス（Katja Lührs）は、現在バート・フュッシングに拠点を置く多才なアーティストです。俳優、テレビ司会者、デザイナー、作家、そして画家として活動しており、油絵を中心に制作を手掛けています。彼女の作品では「自然の不思議な世界」が幻想的に描かれ、現実のキャンバスに命を吹き込んでいます。「地球を守ろう（Save the Earth）」という強い思いが、彼女の創作活動の根底にあります。
ルーアスは国際的なモデルとして名を馳せ、『Vogue』、『Elle』、『Marie Claire』 などの著名な雑誌に登場しました。その後、映画の世界へと転身し、『The Woman Without a Body』 や 『The Projectionist』 で主演を務めました。
さらに、テレビの分野でも活躍し、ドイツの人気シリーズ『Die Schwarzwaldklinik』に出演。司会者としては、ZDFの番組『Ehen vor Gericht』を10年近く担当し、ARD系列のバイエルン放送では『Samstagsclub』、『Schönes Weekend』、『Abendschau』などの番組を任されました。Sat 1では『Bunte Talkshow』の司会を3年間務め、RTLでは健康番組を担当。さらに国境を越えて、オーストリア、イタリア、スペインでも『Spass im Schnee』の司会者として親しまれています。
デザイン、執筆、そして芸術：カティヤ・ルーアスと自然への賛美
カティヤ・ルーアスは『Viva Veggie』や『Smoothie Fit』といった著作で知られる作家でもあります。
幼少期から自然が織りなす豊かな色彩や形、模様に魅了されてきた彼女は、言葉と油絵を通じて、自然が持つ優雅さ、歓び、静けさ、そして穏やかさを表現してきました。なかでも「Save the Earth」をテーマにした作品では、花々を描いた鮮やかな油彩画が印象的です。自然界への深い敬意と愛情が、彼女の作品を通じて静かに語られています。
30代以降、ルーアスの芸術活動は環境保護や動物愛護への強い関心とともに広がりを見せました。彼女は20年以上にわたり、動物愛護団体PETA（People for the Ethical Treatment of Animals）と協力し、自然や動物を守る活動にも積極的に取り組んできました。この思いは、彼女の絵画や著作にも色濃く反映されています。
世界を舞台に輝くカティヤ・ルーアスの創造力
カティヤ・ルーアスの作品は、世界各地の名だたる展覧会やアートフェアで紹介されてきました。ミュンヘンのART MUC、フランクフルトのDiscovery Art Fair、東京の東京タワーアートフェア、イタリア・ヴェネツィアのビエンナーレ、さらにはニューヨークやマイアミで開催されたArtweeksなど、国際的な舞台で高い評価を受けています。
彼女の代表作には「Color Sound」「Summerdreams」、そして「Save the Earth」などがあり、自然の美しさと生命の輝きを見事に表現しています。その卓越した芸術性は、2020年から2022年にかけてARTBOX World Winnerを3年連続で受賞するという快挙として結実しました。また、2022年と2023年にはITSLIQUID Groupから「Artist of the Year」に選ばれ、2023年にはHarmony for Humanity Global Consciousness Art Prizeを受賞しています。これらの受賞歴は、彼女の作品が国際的に高く評価されている証です。
さらに、彼女の作品に触れたい方は、公式ウェブサイトやInstagramページをご覧ください。
カティヤ・ルーアス：「地球を守る」ための芸術の力
2023年の初め、カティヤ・ルーアスは自身の作品が環境保護に貢献する大きな力を持つと信じ、その活動の幅をさらに広げています。油絵からデジタル作品まで、彼女の多彩な表現は世界各地の展覧会で紹介され、「地球を守ろう（Save the Earth）」 という彼女の切実な思いを形にしています。
テクノロジーが進化する現代において、彼女の芸術はますます多くの人々に届き、ロサンゼルスや東京、アムステルダム、チューリッヒといった都市で注目を集めています。ルーアスの作品は単なる美しさにとどまらず、自然の尊さを静かに伝え、鑑賞する人々に地球を守る意識を呼び覚ます力があります。
変化の激しいこの時代にあっても、彼女のメッセージは変わりません。「私たちの地球はかけがえのない存在だ。」 その作品は、私たち一人ひとりに自然を守る大切さを改めて思い起こさせてくれるのです。
